センター紹介

視覚障害者就労生涯学習支援センターについて

事業の目的

視覚障害者は、学習・就業や日常生活に必要な諸々の情報へのアクセスや情報処理の面で多くの困難を抱えています。

近年のＩＴ関連機器の発達は、視覚障害者が抱えるデータ処理やコミュニケーション上の不利や困難を補償することを可能にしました。

しかし、能力はありながらも、必要なITスキルを習得していない為に、就労の機会が与えられない視覚障害者がいます。

さらに企業や行政等の関係者、地域の人々に視覚障害者の能力と就労の事例を広く紹介し、理解を深めていただくことが大切です。

視覚障害者が社会・経済の変化に応じられるような「就労と生涯学習の支援」を目指します。

事業の概要

• 視覚障害者のＩＴ技能向上を図ります。
• 東京しごと財団様から受託した障害者訓練（知識・技能習得訓練コース・在職者訓練コース）
• 企業委託講習、個別の講習の実施
• 視覚障害大学生のためのビジネス・パソコン実技と就活準備講座の実施
• その他

1.視覚障害者の就労支援

「視覚障害者雇用・就労支援連続講座」により、視覚障害者の雇用拡大のための就労事例紹介や課題解決を目指します。

• 訪問型職場適応援助(ジョブコーチ)・雇用管理サポート専門家として就労支援
• 視覚障害者就労情報交換会により、技術情報、職務の概容と多様な工夫などを紹介
• 東京都ロービジョンケアネットワーク・ロービジョンケア福祉施設情報に参加し、就労支援情報を提供

2.視覚障害者に対する指導者の育成・拡大

視覚障害者就労支援者・指導員などへの研修協力