講座について

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当センターの講座には、お仕事を求めている視覚障害者のための「知識・技能習得訓練コース」と、現在お仕事をしている視覚障害者のための「在職者訓練コース」があります。
また、視覚障害者の雇用に関連する企業の人事採用担当者・関係支援機関職員・求職視覚障害者などを対象としたセミナーや「就活中の大学生向け講座」、「視覚障害者就労情報交換会」などの「公開講座」もご用意しております。

このページでは講座の概要をご紹介します。
開催時期やお申し込み時期などの最新情報は、トップページの新着情報の講座のお知らせ、イベント情報をご覧ください。

求職者のかた向け講座

この訓練には、パソコンを使ったことがないかたも通われています。
画面読み上げソフトを使用してキーボードのみを使用した操作となりますので、タッチタイピングの練習から行います。
講座は少人数制です。個々の進捗に合わせて進めていきますので、安心してご参加ください。
視覚障害者の就職活動に必要な情報を提供する就職支援ガイダンスもございます。

知識・技能習得訓練コース

知識・技能習得訓練コース 訓練詳細
コース名 知識・技能習得コース
期間 3ヶ月 244時間
時間 月曜から金曜の週5日間、12:30〜16:15まで
内容

画面読み上げソフトとキー操作、Windows基本操作、各種アプリケーションソフト、実務に対応できる文書作成、データ処理、情報収集、メール等の利用能力を習得、プレゼンテーション、企業法務などの就労基本知識等。

場所 視覚障害者就労生涯学習支援センター
受講料 無料
申し込み先

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企業法務講座

知識・技能習得コースでは、画面読み上げソフトとキー操作によるパソコンスキルの他に、業務で役立つ法務「基本のき」もお伝えしています。

企業法務講座 日程・講座内容
日程 講座内容
第1回 法・法律と社会
第2回 契約の基礎知識
第3回 コンプライアンス
第4回 ビジネス文書作成の法律知識
第5回 押印と脱押印の基礎知識
第6回 法律問題で困ったときはどうするか
第7回 職務満足
第8回 ビジネス用語

在職者のかた向け講座

企業等に現に在職している障害者のかたに、雇用の継続に資する知識・技能を習得していただくためのコースで、障害者の態様に応じた多様な委託訓練をおこないます。
企業で必要とされる文書作成、データ処理、グループウェアの利用法などを講習します。

在職者訓練コース

在職者訓練コース 訓練詳細
コース名 在職者訓練コース
開催日程 12時間から160時間まで(3ヶ月以内) 随時開始
内容 画面読み上げソフトとキー操作によりパソコン技能の向上、職務の迅速化のためのスキルなど(訓練項目は選択制です)
場所 視覚障害者就労生涯学習支援センター
受講料 無料
申し込み先

公益財団法人東京しごと財団(障害者就業支援課)へご相談下さい。

電話 03-5211-2683 FAX 03-5211-2680
公益財団法人東京しごと財団(障害者就業支援課)(外部サイト)

就活中の大学生向け講座

視覚障害をもつ学生は全国に50人から60人と推測されていますが、就学や就職活動に不便や困難を感じている学生は少なくありません。
そこで、インターネットやオフィスソフトの機能を使いこなし、業務を効率的に行うことができるようにビジネス・パソコン実技習得、視覚障害者の雇用事例、就労支援機器の貸出や助成金制度について理解していただきます。

NEW2025年3月ー4月 視覚障害大学生・新入社員のためのオンラインパソコン講座

画面読み上げソフトとキー操作によって、メール、インターネット情報収集、文章作成、表計算などの基本的なパソコンスキルを理解していただくための講習会を行います。(参加費無料)

公開講座

視覚障害者の雇用に関連する企業の人事採用担当者・関係支援機関職員・求職視覚障害者などを対象としたセミナーをおこない、視覚障害者の雇用・就労の機会を増やすための講座です。
視覚障害者の雇用・就労につきましては関係支援機関、企業のご努力により徐々に進んでおります。
当センターにおいても受講者の多くが就職し、全盲のかたについても企業の真摯な社内調整、業務の洗い出しにより就労の事例が増えています。

NEW2025年4月 視覚障害者雇用・就労支援連続講座(年1回実施)

社会課題の解決が企業の成長につながるというCSV(Creating Shared Value)の考え方が提唱され、障害を持つ人々も働きやすい環境づくりなどに積極的に取り組むことが求められるようになってきました。 会場とオンライン同時配信によるハイブリッド開催です。(参加費無料)

2021年9月 小規模オンライン5回連続講座
「視覚障害者のための知識ゼロからのビジネス法務入門」

2021年9月、見ることに困難を感じていて、5回連続して参加可能なかた向け講座を開催いたしました。(身障手帳がなくてもよい)

社会経済の様々な問題が法/法律によって規制され処理されることが当たり前のこととなった今日の「法化社会」において、「ビジネス法務」を学ぶことは、担当業務の如何に関わらず、すべての働く人(ビジネスパースン)にとって必須の課題となっています。
ビジネス法務の領域は広範多岐に亘りますが、本講座では、特に優先的に知っておきたい契約とビジネス文書作成に関する基礎を中核に据え「基本のき」の習得を目指します。

[講師]
小宮慶太
視覚障害者就労生涯学習支援センター アドバイザリー・フェロー
/元 株式会社商事法務 代表取締役社長

※ 現在申し込みは終了しております。

小規模オンライン5回連続講座詳細
開催日程

2021年9月・10月 土曜日 14:00~16:00

講習方法

Zoom オンライン講習

対象者 見ることに困難を感じている方
(身障手帳がなくてもよい)で5回連続して参加可能な方
定員

3名から7名

受講料 無料
申込事項

氏名、年齢、住所、連絡先電話番号、メールアドレス、参加理由

※ 受講者には、Zoom受講URLと資料をお送りします。
※ 受講後は、アンケートにお答え下さい。

主催 視覚障害者就労生涯学習支援センター

小規模オンライン5回連続講座 日程

小規模オンライン5回連続講座詳細
日程 テーマ 主要内容
第1回 法/法律と社会 本講座全体の総論として、「法律」についての常識の整理・再確認を行うとともに、「社会」に視座を構え「法」の本質的意義を考えます。
第2回 契約の基礎知識 契約についてこれだけは知っておきたい法律による規律のポイントを学びます。
第3回 ビジネス文書作成の法律知識 契約書から社内の連絡文書に至るまで、様々なビジネス文書に共通する最低限記載すべき事項とその法的意義について学びます。
第4回 押印と脱押印の基礎知識 これまでビジネス文書の作成に必須不可欠であった押印について、その実務知識を整理するとともに、テレワーク拡大のために「脱押印」が推奨される法的根拠を学びます。
第5回 法律問題で困ったときはどうするか 法律トラブルを抱えたときの相談先・救済制度とその利用に際して心得ておきたいポイントを学びます。

技能発表会

知識・技能習得コース修了日に実施しています。
最小人数で行い、Web会議でもご覧いただけるようにしています。

技能発表会詳細
開催日程 7月、12月、3月の知識・技能習得コース修了日
15時から17時
費用 無料
対象 受講をお考えのかた、視覚障害者の雇用をお考えの企業のかた、または関係者
内容 視覚障害者知識・技能習得コース修了日に、受講者が習得したパソコン技術を駆使して実務を想定した技能発表を行ない、アプリケーションソフトへの画面読み上げソフトの利用法やキー操作を披露します。
同時に既に講習を終えて企業に就職した視覚障害者に業務内容や作業の工夫など、就労事例を講演していただきます。
場所 視覚障害者就労生涯学習支援センター
申し込み先 視覚障害者就労生涯学習支援センター

視覚障害者就労情報交換会

視覚障害者就労情報交換会詳細
開催日程 1年に1回から3回開催
費用 無料
定員 10名から30名
対象 視覚障害者など
内容 視覚障害者就労生涯学習支援センターで訓練を受講したことのある視覚障害者や支援者など関係者を招いて情報交換会を行います。
場所 視覚障害者就労生涯学習支援センター
申し込み先 視覚障害者就労生涯学習支援センター

その他の講習可能な施設

就業目的ではなく生活上必要なパソコン操作だけ習いたい、生活上必要なパソコン操作を教えてくれる施設については、お近くの福祉センターなどにご相談ください。

東京、埼玉、神奈川周辺で視覚障害者のための訓練をおこなっている施設